紙漉座清水

◆湧水群データベース◆
名 称 紙漉座清水(かみすきざしみず)《新山堂清水》
所 在 地 美郷町六郷字白山23・24
地 目 池沼
古事来歴 大正の初めまで、ここの水を利用して紙が漉かれていた。近所の
畑に植えられていたコウゾ(和紙の原料)で生紙が漉かれ、半紙・
雁皮・土佐びき・奉書・巻紙などの生産があった。宝暦4年(17
54)秋田藩が初めて銀札を発行したとき、六郷の京野(現鷹觜)
与四郎、栗林八郎兵衛家が札元となり、コウゾ作った和紙を貼った
厚紙で作るため大量の和紙が必要だった。そのために紙漉座清水と
いう。
周辺状況 辻家の前にあり、以前にはハリザッコ保護清水の一つであった。
日当たりがよく、水も澄んでいる。
生育する動植物等 杉、ヒバ、桜
現況写真
紙すきざ清水写真
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