美郷町公共施設等の管理運営に関する最適化構想について

 美郷町では、公共施設の管理運営を最適化していくための指針として「美郷町公共施設等の管理運営に関する最適化構想」を策定しました。その概要は以下のとおりとなっております。
 なお、構想の詳しい内容を閲覧したいときは右記の関連ファイルよりダウンロードしてご覧ください。

構想策定に至る経緯

 公共施設等の管理においては、限られた財源の中で将来にわたって必要な公共施設を適切に管理していくことが求められており、人口減少に対する施設量の適正化や、施設の維持管理に係るコスト等の増加、施設の老朽化等の課題があり、町が現在保有している公共施設を現状のまま維持していくことは困難だとされています。そこで、公共施設の最適化を図っていく事を目的に、最適化構想を策定しました。

最適化構想の対象施設

 最適化構想の対象範囲は、インフラを除く全ての公共施設(232施設)です。

公共施設の調査及び評価項目の設定

 公共施設の必要性や施設の能力等を把握するために、利用実態や防災機能、施設の老朽化等に関して13項目の調査・評価項目を設定しています。

調査や評価を必要とする施設の絞り込みと施設分類の設定

・全ての公共施設を利用形態ごとに分類して、その中から調査や評価が必要な施設と、
   現段階では必要としない施設に分類しています。
・調査や評価を必要とする施設は中規模の集会施設等198施設です。
・調査や評価を必要としない施設は大規模の集会施設や学校施設等34施設です。

公共施設の在り方(最適化方針)に関する選択肢の設定

 調査や評価結果から想定される施設の在り方について、その選択肢を4項目設定しています。
 A.今後も施設を継続使用する。
 B.一定期間後に再調査・再評価を実施する。
 C.地域・民間等への譲渡等を検討する。
 D.今後は施設を使用しない。

最適化を図るための作業スケジュールの設定

年 度 作業内容
平成30年度~平成31年度 ・施設の調査を実施して、調査結果を基に評価をします。
・評価結果等を総合的に勘案して最適化の方針を検討します。
・施設に係る将来コストの圧縮を図る事を目的に公共施設全体の在り方
 (適正数量・必要コスト)を示す「公共施設等最適化実施計画書」を策定します。
・個別施設ごとに施設の維持に係る必要コストや、施設改修の必要時期等を
 取りまとめた「個別実施計画書」を策定します。
令和2年度~令和8年度 ・各計画書に基づく施設管理を行っていくことで、公共施設の最適化を
 図っていきます。
・各計画書は必要に応じて修正や見直しを加えていきます。
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