令和2年度 所管事務調査(産業建設常任委員会)

美郷町議会

委員会
調査日
調査内容と意見 担当課
産業建設常任委員会
令和3年1月21日
○後三年地区農業集落排水浄化槽設置工事について 建設課
 工事の発注にあたっては、人口減少を見据えて効率的な設備の選定、低コストや性能よい設備の導入がされており、比較検討が適正に行われたものと評価する。
 地域住民への説明や付近住民に配慮した土壌脱臭装置の採用、さらには宅地内管の清掃の機会を提供するなど、地域住民の立場に立った工事等が遂行されている。
 今後、他の農業集落排水処理施設の整備についても、後三年処理区と同様に経費を抑えて、住民が快適に生活できるような施設の整備となるよう、30年を経過した処理区の調査検討を重ねていただきたい。
産業建設常任委員会
令和2年11月6日
○小杉崎川の災害復旧状況について 建設課
 小杉崎川の災害については、地域住民の要望を受けて速やかに調査を実施し、災害復旧の計画を立てており、スピーディーな対応を評価する。
 第2工区では、用地買収をして護岸工事を検討しているが、現地調査説明員の説明により事業費の追加もやむを得ないところである。及び、地域住民が豪雨の不安を感じることなく、安全安心な生活が送れるよう施工すべきである。また、下流の農地耕作に支障をきたすことのないよう、農業用水の確保ができるよう復旧工事を望むものである。
○ラベンダー園の植栽・客土土壌改良工事について 商工観光交流課
 ラベンダーの枯死被害は、長雨と日照不足という自然現象によるものでやむをえないことであるが、平成29年から実施されている暗渠工事が有効と思われるので、まだ暗渠整備されていない区画は、今後年次計画により整備を行い、土壌改良や改植も続けながらラベンダーの育成に努められたい。
 ラベンダー園は、町の観光スポットのメインであり、年間約8万人の観光客が訪れる東北有数の場所でもある。今回の被害で多くの予算を投じることになったが、町が誇るラベンダー園であるので、今後も園内の整備等に取り組み、さらに魅力あるラベンダー園を目指してもらいたい。
○鳥獣被害(イノシシ)対策について 農政課
 町にイノシシが出没し始めたことに大変驚いている。農作物被害を防ぐための施策を検討するとともに人への被害が出ないよう地域住民への周知をお願いしたい。
 イノシシの捕獲については、クマと併用の檻を使用し設置しているが、イノシシは嗅覚が優れていると聞くのでイノシシ専用の檻で捕獲を試みることや電気柵の導入に向けた検討など、視点を変えた対策を検討されたい。
産業建設常任委員会
令和2年7月1日
○七滝山線森林管理道開設工事の実施状況について
○七滝山のフィールド整備について
農政課
商工観光交流課
 本計画について、先に説明を受けていたが、現地の工事状況を調査してみると、景観や道路計画、路面工の整備、幅員の広さも十分に確保された管理道であることを確認できた。工事も順調にすすめられている。
 勾配・斜度のある山林を切り崩しての工事なので、現場作業員には危険が伴う工事と思われる。今後も徹底した安全監理に努め、無事故・無災害にて計画が進められることを期待したい。 
 町では、モンベルの誘致、道の駅改修による関係人口の増加と観光開発に力を入れており、その1つとして、七滝山の保全・活用の事業は大きな柱になることと思う。着実に事業を進め、ソフト、ハード両面で目的達成に向けて努力されたい。フィールドの整備においては、同じコースを登降してくる計画であるが、登山客、観光客に満足感や充実感を味わってもらうためには、周遊できるコースも必要と思う。今後さらに現地調査のもと、周遊ルートの実現、コースの検討をしていただくことを期待する。
 今回計画されている七滝山フィールドのルート1,ルート2というのは、将来の七滝山周辺の事業構想の一部であると感じた。七滝山、女神山を含んだ周辺のフィールド整備の可能性もあると思うので、町のこれからの取り組みに期待したい。
 森林整備の観点から、七滝山のみならず、町有林等の管理、森林機能維持のための整備など、トータル的に進めてもらいたい。植樹する樹種については、産業振興を見据えた、ナラなどの樹種も植樹することを提案する。 
産業建設常任委員会
令和3年1月21日
令和2年11月6日
令和2年7月1日
委員長 伊藤 福章
副委員長 髙山 茂雄
委 員 泉 美和子 鈴木 良勝 熊谷 隆一



※会議録はpdf形式で保存されています。adobe readerをお持ちでない方は、下記リンクからダウンロードしてください。
 

アドビ

このページに関する情報