平成27年度 所管事務調査(教育民生常任委員会)
委員会 調査日 |
調査内容と意見 | 担当課 | |
教育民生常任委員会 平成28年2月1日 |
○健康診断及び予防注射の受診・接種状況について
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福祉保健課 | |
総合健診(検診)の受診率を高める努力をしており、乳児健診未受診者の把握や対応にも努めている。また、セルフケア推進事業を進める中で医療費が少なくなってきたことも評価できる。 しかしながら、県内市町村の中でもメタボリックシンドロームの該当者数が極めて多く、高血圧や糖尿病も圧倒的に多いので、その解消に重点的に取り組んでいかなければならない。 そのためにも、保健師や栄養士等スタッフの充実と積極的な取り組みを計りながら、これまで以上に健診への理解と健康に対する町民の意識改善に努められたい。 |
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○高齢者世帯及びひとり暮らし高齢者世帯の状況と生活支援について | 福祉保健課 | ||
10年後の高齢者人口や高齢化率の推計から高齢者世帯、高齢者一人暮らし世帯が益々増えることが懸念されるので、高齢者施策により一層力を入れてもらいたい。 高齢者が地域で暮らしていくために必要とされる交流の場所やその機会、見守り体制を構築するには、地域やボランティアの力を借りなければならない。 町としてもボランティアの育成を図りながら高齢者を支援していかなければならないことから、高齢者が安心して暮らせる環境づくりに努力されたい。 |
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○介護保険施設及び介護保険サービスの利用状況について | 福祉保健課 | ||
高齢者の5人に1人が要支援・要介護者で何らかの介護サービスを必要とするが、高齢者の多くは自宅で暮らしたいという希望を持っている。 しかし一方では、在宅介護が困難であるなどの理由から施設入所待機者も多い現状である。今後地域包括ケア事業が充実されていくことが期待されるので、入所待機期間中でも在宅で適切なサービスが受けられるよう関係機関の連携を構築してもらいたい。 また、介護施設への入所待機が解消されるよう、計画に沿って施設整備を進めてもらいたい。 |
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○いじめ撲滅運動及び不登校対策を講じた結果について | 教育推進課 | ||
問題が大きく深刻化してからの対応は大変なので、初期段階において学校、教育委員会の適切な対応をしてもらいたい。 不登校にはいろいろなきっかけ、原因があると思うが、不登校が非行につながらないよう個々に応じた指導に努力されたい。 |
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○通学バスの運行について
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教育総務課 | ||
通学バスの運行については、玄関から玄関までという対応でなく、歩くということも大切と考える。乗車拠点を設けてバスに乗る時間が短縮されるような工夫も必要でないかと考える。 また、小学校の通学バスには添乗員が同乗しておらず、児童の体調不良や不審者への対応などの不測の事態に対応するためには、添乗員の配置が望まれる。難しい課題と思うが、今後対策を考えてもらいたい。 バス運転手への安全運行指導については、業者に業務委託されているが、町からも業者に対して強力に働きかけてもらいたい。 |
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○宿泊交流施設の利用状況と今後の運営について | 生涯学習課 | ||
合宿誘致については、遠くから来てもらうことよりも、自転車競技場を有する強みを生かすことや町内企業の新人研修等に利用してもらうなど、近くに目を向けた誘致に努められたい。 現在利用している団体等が継続的に利用してもらえるような働きかけをしてリピーターを確保することも大切である。 また、合宿、大会、研修に利用してもらうことを売り込む共に、一般の利用客へ広くアピールすることにも努められたい。 |
委員長 | 武藤 威 | |
副委員長 | 藤原 政春 | |
委 員 | 中村 美智男 | 細井 邦男 |
飛澤 龍右ェ門 | 深沢 義一 |
※会議録はpdf形式で保存されています。adobe readerをお持ちでない方は、下記リンクからダウンロードしてください。