美郷町子ども子育て支援拠点施設整備基本構想について

 本町では、「美郷町第3次総合計画」に基づき、子どもの健やかな成長と親子のふれあいの機会を確保するため、雨や雪の降る日でも、屋内にて元気に親子で遊べる施設の整備に取り組みます。
 このたび、本施設の機能や規模、整備方針、管理運営形態などをまとめた「美郷町子ども子育て支援拠点施設整備基本構想」を策定しました。
 詳しくは、関連ファイルよりダウンロードし、ご確認ください。

1.基本的な施設整備及び運営のあり方

①基本理念

 美郷町第3次総合計画に基づき整備。障がいの有無や性別、人種・国籍の違いを認め合い、全てを包括するインクルーシブを基本コンセプトとする。
  

②施設整備の基本的事項

《施設機能》
【ゾーニング及び遊具】
・遊戯エリアや子育て相談スペースは、安全性の確保やプライバシーの配慮を基本とする。
・子どもの発育や発達状況に応じた動線を意識したゾーニングとする。
・遊具は成長に応じた配置とし、アスレチック遊具やインクルーシブ遊具を導入する。

【屋内設備や環境】
・走り回れる十分な広さを意識するとともに、ケガ防止の観点から角のないデザインとする。
・館内移動はユニバーサルデザインの考えを踏まえた整備を図る。
・障がいを持つ子どもも、自らの選択で活動できるスヌーズレンの考え方を取り入れた部屋を設ける。
・町立図書館学友館の分館機能として一定冊数の図書コーナーを設ける。

【親子への支援等】
・子育て(妊娠期含む)相談スペースを設ける。
・会議、研修等にも柔軟に活用できるフレキシブルエリアを配置する。
・休憩や親同士の交流の場等として飲食スペースを設ける。

【他施設との連携性】
・隣接している施設(図書館、保健センター、中央体育館、中央公園野外遊具等)との連携性・一体性に留意して整備を図る。

【施設構造及びその他の留意点】
・木造平屋建てとする。
・屋根の積雪対応及び施設周辺の落雪や排雪に留意した施設とする。
・環境負荷の少ない施設(使用建材及び資材など含む)及び施設の維持管理を可能とする整備を基本とする。
 
《施設の規模》
・延べ床面積800㎡程度(うち、遊戯スペース約450㎡)

《施設のゾーニングイメージ》
・遊戯エリア(年齢ごとに配置)
・専用エリア(子育て相談・授乳室等)
・共用エリア(エントランス・飲食スペース等)
・施設管理エリア(事務室・倉庫等)
        

③外構整備の考え方

 施設からの雨水等が周辺に影響を及ぼさないよう、地下浸透対策や排水対策を施す。
        

④管理運営の形態

・直営を基本とする。
・民間のノウハウを導入できる研修等を実施する。
        

⑤施設の建設地

 中央公園隣接の旧六郷公民館跡地及び一部既存駐車場
            

⑥その他

 旧テニスコートを駐車場として整備

2.整備スケジュール

 整備基本構想の提示及びプロポーザル実施:令和5年7月31日
 基本設計事業者決定:令和5年10月 →「(株)青島裕之建築設計室」に決定しました!
 基本設計:令和5年10月~令和6年3月
 実施設計:令和6年4月~令和7年3月
 工事:令和7年4月~令和8年3月
 オープン:令和8年5月(目標)
 
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