統計調査員と調査の流れ

統計調査員と調査の流れ
 
・統計調査員(指導員、調査員)
(1)統計調査員の役割

統計調査員の役割としては、当該統計調査の調査期間中に町民の皆様に調査の目的、結果の利用、調査票の記入の仕方等を説明し、調査に御回答いただけるようお願いに伺います。

また、後日調査票を回収する際、記入いただいた調査票に記入漏れなどがないか確認します。このように、調査票の回収率や統計の精度等の向上に関わる重要な役割を果たしています。

                  
(2)統計調査員の身分

統計調査員は調査の都度任命される公務員であり、任用期間中は、国、県、市町村に勤務する職員と同様に公務員の身分を有します(特別職の非常勤公務員)。

                 
(3)統計調査員の待遇

統計調査員には、業務の対価として報酬が支払われます。この報酬は、通常、調査員手当と呼ばれ、全国一律の基準で支給されます。
また、統計調査員は公務員であることから、調査活動中に災害に遭った場合には、一般の公務員と同様に公務災害補償が適用されます。

 
・申告義務
個別の調査ごとに調査規則等で規定することができます。申告に関する統計法違反については、懲役または罰金の刑を課すことができます。(統計法第60条、第61条)

・秘密の保護
統計調査で集められた申告者の情報は統計法により保護されています。
また、集められた調査票は、統計上の目的以外に使用することが禁止されています。

(※統計調査の情報や秘密事項は、国税、地方税等の税務や犯罪捜査には絶対に使用されません。)
 
・統計調査の流れ
統計調査ごとに細かい調査体制や系統は異なりますが、国勢調査や農林業センサスなどの大規模な統計調査では、全ての調査対象(世帯や事業所)に市町村の職員が出向いて調査することは困難なため、通常は次のような体制(流れ)により調査が実施されています。

(調査の流れ) 国 - 都道府県 - 市町村 - 指導員 - 調査員

通常、みなさんの職場やご自宅に調査に伺うのは、基本的に調査員または指導員となります

※調査票の記入内容の確認のため、町職員あるいは県職員が直接、電話や訪問によりお尋ねする場合もあります。
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