住民と議会との懇談会について

美郷町議会

住民と議会との懇談会』について

 議会が住民のために、民主的なまちづくりを実現し、効率的な行政運営を図るためには議会と町民との連携が重要なテーマです。地方分権の推進により、自己決定と自己責任が拡大するなかで、まちづくり政策決定過程への住民生活が極めて重要となっています。
 懇談会では、議会の監視機能や政策提言活動など議会活動や委員会活動の状況を地域に出向いて町民に直接報告しながら説明し、議会活動や町政に対する提言などを直接聴取する機会として、本町の議会機能を高め、活力ある発展のために開催することを大きな目的としています。

住民と議会との懇談会』のテーマ

情報の共有化を図る  民主的なまちづくりを実現するためには、町政の情報を可能な限り町民に提供して、情報の共有を図らなければいけません。懇談会は、その方法の1つであり、情報によって共通認識をいただき、町政への関心をより一層高めたいと考えています。
官民協働のまちづくり  厳しい財政状況の中で、効率的な行財政運営をするためには、官民協働の住民参加のまちづくりを目指さなければなりません。懇談会は、町政の情報を共有し、住民生活によるまちづくりの環境整備にもなります。
町民に役立つ議会づくり  懇談会は、町民と議会の距離を縮める場として考えいます。4年に1回の選挙がすめば、その後はおまかせの民主主義では町政の進展は到底望めません。真に町民に役立つ議会づくりは、町民の生の声を聞かなければなりません。懇談会は、町民の声を聞きながら両者の距離を縮めることにも役立てるものになると考えています。
説明責任を果たす義務  懇談会は、議会の決定事項にかかる町民の知る権利に応え、かつ、議会の説明責任を果たす機会と考えています。議会が可否を決するに当たっては、町民の理解を得られるものでなけれななりません。議員には、決定事項の内容はもちろんのこと、その経過も含め説明責任を果たす大きな義務と役割があります。
全体の代表者としての認識  議員は、一部の地域や職域の代弁者でなく、より広い見地から物事の可否を判断し決する立場にあります。議員が、支持基盤以外の地域に出向くことにより町全体の実態を把握することができ、よって地域、職域だけの意識が薄れ、町民全体の代表者として自らの意識を高めることができると考えます。
正しく理解する  議会を正しく理解していただくことは、大変難しいことと思います。議会だよりを通して理解を図るには、限界があります。懇談会を通して、より議会の機能や権限、常任委員会活動、議会と町長との関係等についてより正しく理解を含めていただく機会として考えています。
 

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