令和2年度 所管事務調査(教育民生常任委員会)
委員会 調査日 |
調査内容と意見 | 担当課 | |
教育民生常任委員会 令和3年1月25日 |
○小中学校におけるタブレットの活用について | 教育推進課 | |
タブレット型パソコンを活用しての学習は、児童生徒が意欲的に取り組んでいるようであった。可視化することで共通理解ができ、またオンラインによる交流学習に利用することは非常に有効であると感じた。 今年度、1人1台のタブレット端末を整備できたことにより、今後さらに学習面での発展が期待できる。ICT支援員と共に活用方法の研究もすすめていただきたい。 ICT機器の活用を進めていくためには、教室内における電子黒板の配置やタブレット端末を収納する充電保管庫の配備スペースが問題となるようだ。機器等の活用状況を踏まえながら、教室の環境整備に取り組んでいただきたい。 ICT機器の導入は、学習面でのメリットが多いが、反面、ゲーム、SNS等への興味の深まりや子どもの視力などの健康管理、読書習慣や書く能力の減退など心配な面もある。そのことについての対応や指導もお願いしたい。 |
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○学校現場での保護者からの意見への対応について | 教育推進課 | ||
定期的にアンケートを実施して保護者の意見や要望を把握し、それに対して速やかに対応していることやアンケート結果を保護者へ回答していること、また、日頃から保護者への情報提供に心配りをしており、職員間での共通認識を図っているなど、スピーディな対応で学校運営に反映させながら取り組んでいることを評価する。 児童生徒の登下校時において、危険リスクをできるだけ減らす対応が必要である。しかしながら、学校だけで解決できないこともあると思うので、不審者対応や交通安全対応など、町や関係する団体等とも連携し情報共有しながら、児童生徒が安全に登下校できるよう、さらに状況把握と対策に努められたい。 |
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○高齢者介護の状況について | 福祉保健課 | ||
特別養護老人ホームは入所待機の状況だが、短期入所等で施設の空き情報もあり、全体的にはひっ迫した状況ではないと感じられたが、今後の要介護者数を見ながら、施設利用状況を注視したい。 高齢者人口の増加とともに要介護者も増加しないよう、介護予防事業や認知症予防事業、セルフケア事業を積極的にすすめていただきたい。 在宅介護をしている介護者が孤立することのないようケアが必要であり、民生児童委員や社会福祉協議会などと連携しながら情報把握し、介護者のニーズも含めてサービス提供していただきたい。 |
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教育民生常任委員会 令和2年7月3日 |
○新型コロナウイルス感染防止対策について | 教育推進課 | |
危機感を持ちながら、しっかりと感染症対策をしていると感じた。家庭での取り組みを心配していたが、学校報や保健だよりで対策をお知らせするなど、対応はしっかりと取られていた。学習面の遅れがないと聞き安心した。長期的な対策になると思うが、これからも細心の注意を払いながら、頑張っていただきたい。 新型コロナウイルス対策として、かなり消毒が徹底されていた。様々な行事が中止となり残念な面が多いが、中学校では生徒自身が衛生・健康管理に気を付けるようになり、風邪・インフルエンザ等で欠席する生徒や保健室の利用者が減ったことは良かった点だと思う。 部活動が終わった後は、使ったボールや道具を消毒してから片づけるなど、対策が徹底されていた。授業もこの事態の中、遅れがないように工夫しながら進められていることはたいへん良いことである。この後も、学校、家庭、児童・生徒の連絡を密にとりながら、感染症対策を続けていってもらいたい。 |
教育民生常任委員会 | ||
令和3年1月25日 | ||
令和2年7月3日 |
委員長 | 藤原 政春 | ||
副委員長 | 熊谷 良夫 | ||
委 員 | 深沢 義一 | 内田 清文 | 細井 邦男 |
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