コラム「風」平成30年4月

新たな活力

 

秋田県美郷町長 松 田 知 己

 大変だった冬がようやく終わり、春を迎えました。今冬の連日の降雪には本当に心も体もヘトヘトでしたので、余計に春の到来が嬉しく感じられます。きっと、私だけではないものと思います。まだ残雪は多いわけですが、それでも道ばたには雑草が芽吹いていて、生命感を感じるとともに改めて「始まり」を実感します。

 そしてこの4月、就職や入学などで新たな「始まり」を迎える方々も、沢山いらっしゃるものと思います。大きな期待や希望を抱きながら「始まりを迎えるものと思いますが、是非、今の気持ちを大切に、力強く歩みを進めていただきたいと思います。心から「がんばれ~!」とエールを送りたいと思います。

 さてこうしたエール、この2月から3月にかけては、国内外の各地に溢れていました。平昌オリンピック・パラリンピックです。今回も多くの感動をいただきましたが、改めて「いや~オリンピック・パラリンピックって本当に良いもんですね」と思います。そして冬期オリンピック・パラリンピックが終わり、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックが次の開催となりました。残り2年4カ月で、もうカウントダウンの状況に入っております。

 美郷町はタイ王国バドミントン選手の事前合宿地ですので、まさに準備を本格化させる時期です。そのため、今年度から新たな取り組みもスタートさせます。まずは、生涯学習の一環としてタイの食文化講座を開催し、タイへの理解を深めてまいります。また、バンコクに隣接するノンタブリー県の中学校と美郷中学校の生徒の相互交流も行い、若い世代の相互理解も深めてまいります。さらに、昨年度に続き、タイのバドミントン選手をお迎えする予定もあり、その際には美郷中のバドミントン部等にクリニックなど行い、東京オリンピックを身近な大会として認識してもらうよう、取り組んでまいります。

 多くの感動があるに違いない身近な東京オリンピック。それに幾らかでも関わることで、必ずや感動は深まるはず。得難いこうした機会を活用し、美郷の新たな活力に繋げてまいりたいと思います。



(広報「美郷」平成30年4月号より)
   

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