平成30年1月 新年のごあいさつ


新年のごあいさつ


秋田県美郷町長 松 田 知 己


 新年おめでとうございます。みなさんには昨年を振り返りながら、「今年こそ」あるいは「今年も」という期待や希望を持ちながら、こころ爽やかに新春をお迎えのことと存じます。

 さて新春早々お酒の話です。私は以前、日本酒の古酒のお店に行ったことがあります。普通、日本酒は色が付くと「古い酒だ」と嫌われますが、きちんと保存した日本酒は別の価値を有しているようです。飲んでみるとまろやかでおいしいです。時間経過が角を取って丸くしたのだろうと思いますが、改めて見渡してみると、それはお酒に限らず、人も社会も同じではないかという結論に至ります。やはり、より良い環境にてより良い時間を積み重ねることは、人は円熟味に、社会は成熟性に繋がるということだろうと思います。

 さて美郷町はこの1年、どういう時間を積み重ねたのか、改めて振り返ります。まず基礎的な業務です。財政については将来を見据え、公共施設等の管理運営に関する最適化構想策定に着手したほか、福祉では事業者と連携した認知症早期発見の環境づくり、教育では小学6年生の交流による小学校から中学校への円滑移行の環境づくり、税務では短時間で税申告できる電子申告の環境づくり、広聴ではスマートフォンでも快適に情報取得できる環境整備に努めました。

 一方、町勢発展に関する環境づくりは、六郷地区の街なか活性化のプロジェクトに着手したほか、七滝山を含んだ地域資源活用のプロジェクト、サイクリングによるインバウンド推進のプロジェクトにも着手しております。また、農業では作目選択に繋がる薬用植物キキョウの初出荷の目途を立てたほか、東京オリンピック2020では、タイ王国バドミントン選手の事前合宿も決定しました。また、独自性の高いメモリアル婚姻届を作成し、幸せを後押ししながら、来町者増加にも繋がる取り組みにも着手しております。

 こうした環境づくりは、一朝一夕で成果を生むわけではありませんが、意識を持って実践し、その時間を積み重ねれば、知らず美郷全体の気風は育まれると私は信じております。迎えた新年、こうした認識を大切に引き続き各般にわたり展開し、多くの方が共有できる最大多数の最大幸福、そして何か困難をお持ちの方も最大幸福を実感できる、そんな地域社会をめざしてまいりたいと思います。

 そのためにも、私どもは今年も職員一丸となって最大限がんばってまいります。みなさんには、各般にわたる展開にどうかご理解とご協力を心からお願いいたします。

(広報「美郷」平成30年1月号より)

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